イラスト/Mei(めい)
小学四年生の真人くんは、ツバメが大好き。
でも、どういうわけか、ツバメたちは真人くんの家に巣を作ってくれません。
なかよしの由紀子ちゃんや順也くんの家からは、毎年、新しいヒナが巣立っていくというのに。
そこで、真人くんは、テレビで教えてもらった風変わりな行動に出ました。
夢の中にだけ出てくるツバメたちと真人くんとの、ちょっと奇妙なお話です。
かなえさんのパン屋さんは、村でいちばんおいしいと評判です。
お父さんやお母さんと、いそがしいながらも楽しい毎日を過ごしていたかなえさん。
でも、大好きだったお父さんもお母さんも、今ではもういません。
そんな、ある夜、閉めたお店のとびらをたたく音がして・・・。
かなえさんの不思議なパン屋さんは、今日も大盛況営業中です。
早苗のおばあちゃんは、天気を当てる天才です。
いつだって、おばあちゃんが雨って言ったら、かならず雨がふってきます。
でも、今日は、朝からとてもいい天気。
おばあちゃんは、かさを持っていきなさいって早苗に言うけれど・・・。
早苗とおばあちゃんの雨ふり日記。
あ~した、天気になあれ。
ある日、公園でバケツをひろったトモくん。
そこに穴のあるへんてこなバケツでしたが、実は、このバケツには大きな秘密がかくされていました。
バケツを探しにきたおねえさんとトモくんの、ちょっと不思議な物語がはじまります。
親子で読みあう雑誌「とうげの旗」掲載作品。
マサルくんは、サッカーの得意な少年です。
ジュニアチームでも活躍しているマサルくんは、中学に入ったら、本格的にサッカーの道を目指そうと考えていました。
でも、マサルくんにサッカーを教えてくれたお父さんは、地元のJリーグチームの「ペコペコ活動」にばかり夢中で・・・。
親子で読みあう雑誌「とうげの旗」掲載作品。
トトくんは、ひまわり薬局の店先にある新幹線ののりものです。
むかしは、デパートのゆうえんちではたらいたこともあるトトくんでしたが、今では、もう古くなってしまって、だれものってはくれません。
とうとう、処分されることになってしまったトトくん。
でも、そんなトトくんのまえに、ひとりの男の子がやってきて・・・。
親子で読みあう雑誌「とうげの旗」掲載作品。
三歳のカナちゃんとおねえちゃんの「わたし」
おつとめにでているおかあさんのかわりに、「わたし」は、学校からかえってくると、カナちゃんに絵本をよんであげます。
けれども、ある日のこと、いつものように絵本をよんでいる「わたし」に、カナちゃんはふしぎなことをいいます。
親子で読みあう雑誌「とうげの旗」掲載作品。